S邸 高気密・高断熱を活かし光熱費がゼロの家 31.56坪
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建築学科出身のご主人は、住みやすい間取りもさることながら、
暮らしのエネルギーに深い興味を抱き、ゼロエネルギーハウス(ZEH)を実現したいと望んだ。
1年目の夏は、調理も給湯もまかなった上、エアコン2台を連続運転したにもかかわらず、買う電気代よりも売電の金額が約1万7千円上回ったそう。
建築家は冬には日差しを利用して床タイルに蓄熱し、暖房の省エネを図る計画を提案。タイル土間を玄関からリビンングまで連続させるユニークな間取りに反映されました。おかげで日が暮れてからもしばらく暖かいとのこと。
ご主人は、「R+houseは、ありきたりのものではなく、それぞれの敷地や家族にぴったりの家が実現できると思います。私の望んだ『大きくなくてものびのび暮らせる家』を建築家に設計してもらえました」と話す。
その一つが、ワンルームの空間を複雑に豊かに見せる設計力。
1階は縦長の平面形を活かして視線を長く遠くへ向けることで広く感じさせ、完全なワンルームにするのではなく、あえてリビングは壁で独立させつつ、
壁をところどころくり抜き空間をつなげることで、
壁でつつまれるリビングの安心感と空間の広がり、その双方を実現た。