知らないと怖い、目には見えない壁の中のお話

こんにちは。R+house高槻の日高佐輔(ひだかさすけ)です。
さて、突然ですが、R+house高槻は2021年10月頃を目途に、
高槻市奈佐原にて新店舗のOPENを予定しております。
先日は新店舗予定地の解体現場に行ってきました。
解体中の現場では壁の中がむき出しになっていて、
普段目にすることのない断熱材が見える状態になっています。
皆様がお住まいになるおうちも、壁の中に断熱材が敷き詰められています。
ご存知の方も多いと思いますが、国のルールが変わったこともあり
「高気密高断熱の家づくり」が当たり前になりました。
そのために必要な断熱材はどの住宅でも同じものというわけではなく、
種類によって様々な特徴があるんです。
〇一般的な断熱材「グラスウール」
例えば一般的なものが「グラスウール」と呼ばれる断熱材。
名前の通り、細かいガラス繊維を綿状にした断熱材として、広く使われています。
20年ほど前にシックハウス症候群が問題となった後、
アスベストの代替材として使用されるようになりました。
グラスウールのメリットは何といっても安価であること。
材料費は主要な断熱材の中では最安クラスです。
デメリットは、施工が難しいということ。
壁の中できちんと敷き詰められず隙間が生まれ、しっかりと断熱できていない、
ということも少なくありません。
正しい施工がされず壁の中に隙間が出来てしまうと、
グラスウールが湿気を吸って壁の中で結露を起こしてしまいます。
結露によって壁体内にカビが生えたり、木材が腐食してキノコが生えてきたり…
そういった施工不良による問題は目に見えないところで起こるので、
気づいたときには手遅れということも。
グラスウールという断熱材自体は決して悪いものではありません。
しかし、それを使用する会社の施工技術が悪いと、
グラスウールはおうちを悪くする原因にもなってしまうのです。
〇R+houseで使用する断熱材「ネオマフォーム(旭化成)」
R+house高槻では、旭化成が開発したネオマフォームという
パネル型断熱材を使用しておうちを作っています。
ネオマフォームのメリットは、まず断熱性能がトップクラスに高いこと。
他の主要断熱材と比較しても、断熱性能の指標である熱伝導率の低さは一目瞭然です。
※熱伝導率…熱の移動しやすさ。数値が低いほど熱が伝わりにくい

旭化成建材のHPより抜粋
そして、断熱性能が長持ちすることも大きな特徴です。
家は40年50年と長きにわたって住むもの。
少しでも長く良い状態であるものを使いたいというのは、当たり前のことですよね。

旭化成建材のHPより抜粋
パネルを隙間なく敷き詰めるだけなので施工性も安定しています。
結露が起きない、安心な家づくりにもってこいの断熱材なのです。
デメリットとしては、グラスウールに比べると高額であること。
しかしR+houseでは、全国に約200社ある全ての店舗でネオマフォームを使用することにより、
通常より安価で仕入れできるようにしています。
いいものを出来るだけ安く、という思いは皆様同じだと思います。
特に、家は人生で1、2を争う高額なお買い物。
抑える所とお金をかける所のバランスを大事にしたいですよね。
今日は断熱材を少しだけご紹介しましたが、おうち作りに限らず、
コストとパフォーマンスのバランスは大切です。
皆様もぜひ自分たちにとってコスパの良いものとは何なのか、
考えるきっかけにしてみてくださいね。
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